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採用コラム

高卒採用ってなにがいいの?高卒採用のメリット・デメリット



人手不足で困っているが、なかなかハローワークなどから応募がなく、採用活動が思うように進まないという企業も多いかと思います。
その中で、若い人材を採用する方法として、高卒採用があります。 今回は高卒採用に取り組むべきか悩まれている方向けに、高卒採用のメリット・デメリットを紹介します。  

目次

1.高卒採用のメリット
2.高卒採用のデメリット
3.まとめ    

1.高卒採用のメリット

①若い人材を獲得できる
当然ですが、高校を卒業したばかりの人材を採用するということは、10代の若い人材を獲得できるということになります。 少子高齢化が進んでいる現代において、若い人材を獲得できるということは非常に魅力的です。 特に10代の若手人材を正社員で採用するとなると、他の方法ではなかなか難しいでしょう。 今すぐの即戦力人材としての働きは難しいですが、育成を進めていけば、数年後や数十年後に企業の中核を担う人材として活躍してくれるでしょう。 また、高卒の若い人材はデジタルツールに対する抵抗があまりありません。 そのため、今後重要となる会社のデジタル化に向けて、既存社員を引っ張ってくれることも期待できるでしょう。  

②内定辞退率が起きづらい
高卒採用には高校生保護の観点から複数のルールが定められています。 その中の一つに「一人一社制」というルールがあります。 これは、原則生徒一人が応募できる企業は一社までというルールです。 そのため、高校生は一社に応募し内定が決まってしまえば、基本的に内定を辞退することはありません。 大卒採用や中途採用の場合は、複数の企業を同時に受けることが当たり前であるため、たとえ内定を出したとしても、内定辞退が発生する可能性は大いにあります。 自社の採用目標を確実に達成していくという点でも、高卒採用は有効な方法となります。  

③採用コストが安い
高卒採用は学校側から企業を斡旋してもらうパターンがほとんどです。 そして、自社を斡旋してもらうためにはハローワークを活用して求人募集を行うことになります。 そのため、大卒採用や中途採用と違い、複数の媒体を活用したり、多額の採用コストを投資したりする必要がありません。 また、内定辞退が発生しづらいため、内定を出した後のフォローに必要となる人件費やツールなどへのコストも必要ありません。 若い人材を採用できる方法として、高卒採用は低コストであるといえるでしょう。  


2.高卒採用のデメリット

①企業と生徒とのミスマッチが起こりやすい
高卒採用では、学校の先生や学生がハローワークの求人票からの情報をもとに応募する企業を決定します。 しかし、ハローワークの求人票は基本的に文字情報のみであるため、企業の特色やイメージがつかみにくくなっています。 そのため、「入社してみたらイメージと違った」などのミスマッチが起こりやすいです。 大卒採用や中途採用と違い、離職率が高くなってしまうのはデメリットの一つと言えるでしょう。  

②ルールが厳格に決められている
大卒採用や中途採用と違い、高卒採用は高校生保護の観点から厳格にルールが定められています。 一人一社制や、採用のスケジュール、面接の際にしてはいけない質問など、事前に知っておくべきルールは様々です。 ルールを遵守しなければ高卒採用に取り組むことはできないため、新たな知識を収集する必要があるというのはデメリットになりえるでしょう。  

③採用に手間がかかる
ハローワークに求人票を提出すれば高卒採用に取り組むことはできますが、それだけでは高卒採用を成功につなげることはできません。 自社の魅力を伝えるために、会社説明会に参加したり、自社のターゲットとなる高校に訪問したりなどの工夫が必要になります。 継続的に高卒採用に取り組んでおり、慣れている企業であれば簡単かもしれませんが、これから始めて高卒採用に取り組む企業にとっては少しハードルが高いかもしれません。  

3.まとめ

いかがだったでしょうか? 高卒採用は若い人材を獲得するチャンスですが、ミスマッチが起きやすいなどのデメリットもあります。
まずはルールなどを確認し、求人票を提出することから実践してみるのが良いでしょう。  
また、北海道採用.comでは北海道の企業が高卒採用を大成功させるためのサポートをさせていただきます。

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