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採用コラム

手遅れになる前に事前に確認!押さえておくべき高卒採用のスケジュールを解説

 

高卒採用には厳格なルールが定められており、その中の一つにスケジュールがあります。

そのため、企業はスケジュールに沿って採用活動を進めていく必要があります。

かつ、満足のいく高卒採用のためには事前にやっておくべき施策もいくつかあります。

今回は、遵守しなければならない高卒採用のスケジュール、またやっておくべき施策とそのタイミングについてお伝えします。

 

目次

1.高卒採用の基本的なスケジュール

2.高卒採用を成功させるための施策とスケジュール

3.まとめ

 

 

1.高卒採用の基本的なスケジュール

高卒採用で遵守しなければならないスケジュールを紹介します。

ターゲットとなる高校によって多少は前後することもありますが、基本的には毎年このようなスケジュールで進んでいきます。

 

《求人申込書の提出・受理》6月1日~

ハローワークに求人申込書を提出できるようになります。

高卒採用は直接学校に求人票を送るのではなく、ハローワークの求人票を通じて募集をする必要があるので、忘れずに申し込みを行いましょう。

 

《求人の公開開始》7月1日~

求人申込書が適切に受理された場合、7月1日から求人情報が公開されます。

この段階から高校生は求人票を通して企業を知ることができるようになります。

 

《推薦開始》9月5日~

学校から企業に向けて応募書類の提出、生徒の企業への推薦が始まります。

求人を申し込んだ企業には、応募、推薦が各高校から届くようになるでしょう。

応募書類を受理した企業は、選考日を速やか、かつ確実に学校を通して学生に通知する必要があります。

 

《選考・内定採用開始》9月16日~

推薦された学生を面接するなどの選考活動ができるようになります。

また、この段階から内定出すこともできるようになります。

選考を行った企業は、選考結果を1週間以内を目途に、書面より学校を通じて学生本人に通知するようにしましょう。

 

 

2.高卒採用を成功させるための施策とスケジュール

ここまでは高卒採用に取り組むための最低限知っておくべきスケジュールをご紹介しました。

ただ、これだけで優秀な学生や、自社にぴったりの採用できるとは言えません。

ここからは、高卒採用を成功させるために取り組むべき施策と、そのスケジュールについてお伝えします。

 

《求人票公開前の高校訪問》~7月1日

求人票が公開される前に、一度ターゲットとなる高校に訪問しておきましょう。

目的は就職情報の収集と、自社のアピールです。

「ここ数年での就職希望者数や内定の状況は?」

「先生や生徒は企業のどのような情報を求めているのか?」

などの情報を引き出せるようにしましょう。

 

また、新年度になり担当の先生が変わっていることもあるかもしれません。

そのため、同じような情報を聞くことになるとしても、毎年欠かさず高校訪問は行いましょう。

 

《求人票公開後の高校訪問》7月1日~

求人票が公開された後にも、忘れずに高校訪問を行いましょう。

 

高卒採用に取り組んでいる企業は多く、7月1日以降は高校に求人票が数多く届きます。

そのため、自社の求人票が他の企業の求人票に紛れてします可能性も高いです。

そして、学生は先生におすすめされた企業へ応募することも多いため、先生としっかりと関係性を作っておくことで、推薦してもらえる可能性が上がります。

 

ですので、自社のことを学生に紹介してもらえるように、求人票を持って先生にアピールしていきましょう。

求人票だけでなく、応募前職場見学の案内チラシなどの配布を行うこともおすすめです。

 

《応募前職場見学》夏休み

3年生向けに職場見学を夏休み中に実施しましょう。

 

この応募前職場見学は、高校生が応募する企業を選定するための重要なポイントとなります。

応募前職場見学で興味をもってもらえなければ応募してもらうことは難しいでしょう。

また、学生は事前に企業の雰囲気や仕事を体験することができるため、ミスマッチの防止にもつながります。

 

学生に自社の魅力を存分に伝えることができるせっかくの機会ですので、高卒採用に力を入れていくのであれば、必ず実施するようにしましょう。

 

《インターンシップ》夏休み

インターンシップは応募直前の3年生ではなく、1、2年生を対象に夏休みに行います。

大学生を対象に行うことが多いインターンシップですが、高卒採用でも同様に有効な施策です。

 

インターンシップは簡単に言うと「職場体験」になります。

普段の学生生活とは違い、一定の期間、企業で実際の仕事を体験しすることで、職業観を醸成することが大きな目的です。

そのため、採用というよりは、地元の高校に対する社会貢献の側面が強くなっています。

 

しかし、ターゲットとしている高校と接点を創出するチャンスであることは間違いないです。

インターンシップなどで積極的に学校に貢献していけば、先生から推薦をしてもらえる可能性も高まるでしょう。

また、1,2年生が対象ではありますが、会社やその職業に興味を持ってもらえれば、3年制になったときに自社への就職を検討してもらえるかもしれません。

長期的な目線で高卒採用を成功させるためにも、インターンシップの受け入れは進めていくべきでしょう。

 

 

3.まとめ

いかがだったでしょうか?

高卒採用は行政・主要経済団体・学校組織の三者による協定により厳格なルール、スケジュールが定められています。

スケジュールを逃すと、1年分チャンスを逃すことにもなってしまうので、知識として把握しておきましょう。

また、単にスケジュール通りに動いていれば高卒採用が成功するというわけではないです。

高校への訪問や、応募前職場見学などの施策も積極的に実施していきましょう。

 

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