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採用コラム

採用が出来ていない牧場関係者必見!転職希望者に伝えるべきポイントとは?


北海道、特に道東エリアでは酪農、畜産を営んでいる牧場が多数存在しています。 全国の農業産出額のうち酪農では50%以上、畜産では20%以上を北海道が占めており、そのシェアの高さからも盛んであることがわかります。
そして酪農、畜産などの牧場経営を進めるにあたって課題の一つとなるのが「採用」です。 「あの手この手を使ってきたが、採用ができない」という声を聞くことも多いです。 そこで今回は、酪農などの牧場における採用活動で、お仕事を探している方に伝えるべきポイント4つをお伝えします。  

目次

1.ビジョン・理念を伝える
2.働く環境について伝える
3.ネガティブなイメージを払拭する
4.独立について触れる
5.まとめ    

1.ビジョン・理念を伝える

酪農業は朝が早く、体力を必要とする仕事です。 また、家畜の世話が業務となるため、決まった休日などがないという牧場も多いです。
そのため、条件面や働き方を訴求することで、応募を獲得することは難しいでしょう。  
そこで重要となるのが「ビジョン・理念」をしっかりと訴求することです。 企業として何を大事にしており、何を目指しているのかを明確に伝えるようにしましょう。  
そもそも、特殊性の高い職業である牧場で働くということを検討している人は、
・農業などの一次産業を支える仕事がしたい
・「食」の基盤となっている酪農や畜産の仕事に就きたい
などの想いを持って仕事を探している方も多いです。
そのため、自社のビジョン、理念を訴求することは効果的であると言えます。
加えて、ビジョンや理念に共感して採用にいたった方は、その後定着しやすいというメリットもあります。
せっかく採用したとしてもすぐに退職してしまっては、そこまでにかけた採用コストや教育にかけた人件費などが無駄になってしまいます。
そのような事態を未然に防止するためにも、ビジョンや理念を訴求して人材を募集するようにしましょう。

2.働く環境について伝える

牧場で働くことと、一般的な会社で働くことの大きな違いとして、働く環境があります。
大自然の中で家畜の世話をするということは、他の仕事で味わうことはできないでしょう。
これまで酪農や畜産一筋でやってきた方にとっては、それが日常であるかもしれませんが、多くのお仕事を探している方にとってはそれが特徴であり魅力にもなります。
実際に、未経験から牧場で働くことを選択した方の中には、
・都会での仕事に疲れたから、大自然の中で働きたい
・動物に触れあえるような仕事がしたい という方も多くいらっしゃいます。
そのような方に応募してもらうためにも、働く環境をしっかり推していきましょう。
また、働く環境として、家具家電付きの寮などが整備されている場合は、そこも忘れずに訴求するようにしましょう。
働く環境を伝える際のポイントは、事実を並べるのではなく、その事実が与える効果、ベネフィットが伝わるようにすることです。
特殊性の高い業種である分、わかりやすいように内容をかみ砕いて伝えるようにしましょう。 例を下記に挙げるので、参考にしてみてください。
・搾乳牛100頭を飼養 →それぞれ性格の違う乳牛のお世話を楽しみながら進めるお仕事です
・市街地まで車で1時間 →騒がしい都会から離れて仕事をしませんか?
・家具家電付きの寮完備 →県外から身一つでの転職も大歓迎!    

3.ネガティブなイメージを払拭する

酪農などの一次産業関連の仕事は、業界を知らない方からすると、どうしても「汚い」「きつい」というイメージを持たれがちです。
しかし、牧場においては徐々に機械化も進んでおり、依然と比べると効率化が図られています。
当然、家畜の世話をするという体力が必要な仕事であるため、「汚い」「きつい」面はありますが、改善が図られている牧場も多いです。
もし、自社でも機械化が進んでおり、お仕事を探している方が抱いているネガティブなイメージを払拭できるのであれば、どんどんアピールしていくべきでしょう。
また、ネガティブなイメージの払拭には実際に働いている方の声を載せることも効果的です。
現場からの生の声として、
・実際にどのような仕事をしているのか
・働く前と働いてからのイメージの違い
・この仕事のおすすめできるポイント
が伝わるようなインタビューを載せるようにしましょう。    

4.独立について触れる

酪農や畜産などの牧場での仕事に新しく就こうと考えている方の中には、そこでノウハウを学び、自分自身で独立しようと考えている方もいらっしゃいます。
そのような方からの反響を得るために、もし独立前提での転職がOKであれば、それについても忘れずに伝えるようにしましょう。
独立前提で転職するという方は、数年で自社の元から去ってしまう可能性が高いですが、その分、意欲的に働いてくれます。
早期離職のリスクが低いため、人手不足に悩まされている牧場経営者の方は、採用活動の中で独立について伝えてみることをおすすめします。

5.まとめ

いかがだったでしょうか? いろいろな手を尽くしても、採用につながらない場合は、お仕事を探している方に自社の魅力が十分に伝わっていない可能性があります。
今回お伝えしたポイントを確認し、再度求人などを見直してみてください。
また、北海道採用.comでは北海道の企業が採用を大成功させるためのサポートをさせていただきます。
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・もっと効果的に農業、牧場、酪農に関する採用を進められるツールを探している。
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